当クリニックでは、以下の手術を外来にて行っています。詳細につきましては、お気軽にご相談ください。

包茎手術

成人男性を対象としています。この場合、健康保険が適用されるケースと自費診療による手術がありますが、当クリニックでは後者(自費診療)のみの対応となります。

施術内容は局所麻酔下での環状切開法となります。同施術では、陰茎の余分とされる包皮を切除し、陰茎の中央部で縫合していきます。そのため手術跡がその付近に残りますが、仕上がりは自然と言われています。当クリニックのような泌尿器科のある医療機関でよく行われます。施術時間につきましては50分程度で終了します。

パイプカット

不妊手術のひとつで、一般的には男性が行う場合をパイプカットと呼びます。施術については局所麻酔下で行われ、陰のうの左右2カ所を数㎜程度切開し、精管を糸で縛って切断するという内容になります。手術時間は40分程度になります。術後一週間は、処方された薬を服用します。また抜糸は術後一週間程度経過してから行いますが、それまでは入浴は控えてシャワーのみとしてください。

人工妊娠中絶

同施術は母体保護法によって定められています。同法が適用されるのは、妊娠21週6日目までとされていて、22週以降は適用外となります。なお人工妊娠中絶を実施することができるのは、母体保護法指定医のみです。当クリニックにも同指定医は在籍していますが、手術対象としているのは妊娠12週未満の妊婦になります。

この中絶手術を希望される場合、理由によっては本人の同意のみで可能なこともありますが、大半のケースでは、ご本人様とパートナー様の同意書が必要になります(未成年者の場合は、保護者の方の同意も必要です)。

希望される方は受診していただき、診察後、手術について詳細な説明を行います。安全に手術を行うために、既往歴、内服薬、アレルギーなどについて詳細な問診を行い、血液検査を行います。相談のうえで手術日を決定し、指定した日時に再び来院していただきます。手術前に子宮頸管をあらかじめ拡張させる処置を行います。手術は静脈麻酔で行います。

手術にかかる時間は20分程度ですが、術前処置(子宮頸管を拡げる)や手術後に麻酔が覚醒するまで院内でお休みいただく時間などもかかります。詳細につきましては、お気軽にご相談ください。

人工妊娠中絶手術は健康保険の適用とならず、手術にかかる費用はすべて自費になります。